フラウンホーファー研究機構(FhG)

フラウンホーファー研究機構(FhG)は欧州最大の応用研究機関であり、健康、安全、コミュニケーション、運輸交通、エネルギーおよび環境という、私たちの生活に必要不可欠な分野の研究開発を行っています。

フラウンホーファー研究機構は、ドイツ全土の72のフラウンホーファー研究所および準研究所に26,600人のスタッフを擁し(2019年)、企業、政府・公共自治体などの委託研究パートナーへ技術開発を提供しています。年間の研究費総額は26億ユーロで、この3分の2以上が民間企業からの委託契約および公的資金による研究プロジェクトから発生しており、残りは将来のための基礎研究費としてドイツ連邦政府および州政府から資金提供を受けています。

フラウンホーファーの研究所はシステム・技術のイノベーションを通じて、ドイツ国内、ヨーロッパ、またその他の活動地域における委託研究パートナーの競争力の向上に貢献します。同時に、経済成長を伴い、社会的に公正かつ環境に配慮した社会全体の発展をも目指しています。