人間と機械のインタラクションにおける関係性
人間と機械のインタラクションは、関係性形成に達するのか?
ヒューマン・マシン・インタラクションに関する今回のイベントでは、人間とロボット、アバター、機器との関係構築の見地を示します。基調講演では、社会心理学、メディアサイエンス、コンピューターサイエンス、エンジニアリングの研究が紹介されます。ディスカッションでは、人間とテクノロジーの相互作用や関係において、愛着や信頼が果たす役割について考察します。
インタラクティブ ワークショップでは、ブランド構築とその関係の観点から、ロボットやバーチャルエージェントのデザインについての見識を提供します。
このイベントでは、コミュニケーションをサポートし、孤独感を和らげたり孤立を減らし、社会活動への参加の支援をし、仕事や生活の新たな管理を可能にする、テクノロジーの可能性に焦点を当てます。
この分野への理解が深まり、交流し、さらなるネットワークが広がる今回の機会をお見逃しなく!参加者のどなたでもディスカッションに参加し、視点を共有いただけます。人間と機械の関係性に関するドイツと日本のアプローチの違いに触れてみてください。
イベントは一部のみの参加も可能です。ぜひお気軽にご参加ください!
イベント情報
2024年3月14日, 13:00 から 20:00まで
京橋エドグラン
主催者: ドイツ研究振興協会(DFG)、DWIH東京(ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京) / 後援:ドイツ日本研究所(DIJ)、在日ドイツ商工会議所(AHK Japan)、Beyond Next Ventures、artience
登壇者
フリデリケ・アイッセル 博士
ビーレフェルト大学教授、認知インタラクション技術センター(CITEC)研究室長
基調講演タイトル:「A psychological perspective on social human-robot relationships」(要旨)
ジレ・エミネ・ギョゼン 博士
ヨーロッパ応用科学大学・ベルリンキャンパス副学長(国際・学術発展部門)、アート・デザイン学部メディア文化理論教授
基調講演タイトル:「Caring companions, uncontrollable minds and racialized machines: conceptualizations of the relationship between humans, machines and AI」(要旨)
小池 真由 博士
東京工業大学工学院経営工学系助教
基調講演タイトル:「Virtually in Love: Romantic Anthropomorphism and Virtual relationships」(要旨)
チェリア・シュポーデン 博士
ドイツ日本研究所(DIJ)シニアリサーチフェロー
基調講演タイトル:「Preventing social isolation: Avatar robots as alter ego for hospitalized students」(要旨)
アンドレアス・スティグラ 博士
シュトゥットガルトメディア大学 応用AIメディア情報学・コンピューターサイエンス・メディア研究所講師、Strichpunkt
基調講演タイトル:「Challenges and best practices of building consistent autonomous characters」(要旨)
インタラクティブワークショップタイトル:「Detour: Brand characters, tonalities, and emotions」(要旨)
ジェンチャン・ベンチャー 博士
東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻 工学部機械工学科教授
基調講演タイトル:「Beyond Human: Expressive Movement in Robotics」(要旨)
DWIH東京のニュースレターでは日独の研究・イノベーション関連の最新ニュース、公募、イベントなど様々な情報を提供しています。ニュースレター登録はこちら