水素活用の現状と課題 ~日EU間の産官学協力に向けて~
グリーンディールにおいて、水素の確保が重要な要素であることは言うまでもありません。水素はあらゆる産業分野での活用が考えられますが、現時点では、水素は主に化石燃料から生成されておりCO2が排出されています。グリーン水素の生成は、化石ベースの水素と比較すると未だコスト面で競争力がないのが実情です。
一方で、ほぼすべてのEU加盟国は、国内のエネルギー計画にクリーンな水素の生成、活用を含めています。既に部分的にグリーンもしくは低炭素の水素生成に取り組んでいる国もありますが、EUのみならず世界でこれを生成、活用するにはコスト以外にも数多くの課題をクリアーする必要があり、単独の国では到底取り組むことはできません。多額の投資に加え、活用のための制度整備、技術革新、国際連携などが不可欠です。
本ウエビナーでは、水素の生成、活用のための政策、研究開発、活用実践例などについて、日EUの政策当局、研究者に加え、フランス、オランダ、オーストリア、ドイツ、チェコ、ポーランドの専門家からも各国の状況とともに、日EU間の産官学協力の可能性について示唆されます。
イベント情報
言語:日本語/英語(同時通訳あり)
参加費:無料
*詳細および参加申込は、上記グレーのボックス内「ウェブサイト」をクリックしてください。
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