Micro- and Nanosystems Innovation in NRW– a Key to COVID-19 Instant Diagnostics
世界中を巻き込んだCOVID-19のパンデミック危機に対峙するため、同分野でのイノベーションが大きなブレークスルーとなり、政府が望む迅速かつ手頃な価格の検査の実現や、全国規模でのリアルタイムモニタリングの実現につながることが期待されています。7月31日開催のNRW Japan Fireplace WebTalkでは、COVID-19 瞬時(インスタント)診断の開発をテーマに、その技術や、日本、そしてEU・ドイツにおける臨床やビジネスへのインパクトについて日独のエキスパートからの講演があります。
イベント情報
COVID-19 瞬時(インスタント)診断は、効果的なワクチンをまだ利用できない中での危機管理やより高い信頼性の提供に役立つとされています。製造技術に関連することが多いマイクロシステムやナノシステムが、研究者が迅速かつ手頃な価格のテストを開発するのに役立っていることは、驚くに値しません。
本ウェブトークでは、カーステン・ザイドゥル教授がノルトライン=ヴェストファーレン州に位置するフラウンホーファーマイクロエレクトロニックサーキットシステム研究所(IMS)とデュイスブルグ・エッセン大学によって開発された革新的な新技術を紹介します。また、東北大学材料科学高等研究所多元物質科学研究所の阿尻雅文教授により、東北大学で開発された技術も発表されます。