日欧合同「スマート・エイジングのための仮想コーチ」会議
WHOによると、世界の人口は過去に比べて速いペースで高齢化しており、この人口動態の推移は世の中のあらゆる側面に影響を及ぼすと言われています。そのような背景のなか、高齢者自らが自立し、自身が大事にしていること(生きがい)を継続しながら社会の一員であり続けるためには、「社会のあり方」のあらゆる点において、高齢化というこの歴史的な変化に適応することが必要です。
本会議では、日本とヨーロッパの高齢者に対してスマートテクノロジーを用いた人に寄り添うケアと高齢者のウェルビーイングをサポートするため、予防やスマートリビングソリューションに関する新しいコンセプトが紹介されます。
具体的には、日欧共同研究開発「e-VITA」プロジェクトと、高齢者ケア、アクティブエイジングのためのスマートリビングソリューションに関する研究から提示されます。e-VITAプロジェクトは、「Made in Japan」の優れた技術と「Made in Europe」の優れた社会工学に基づき、両分野の最先端の機関や専門知識を融合することで構築されており、Society 5.0(日本)とDigital Europe(EU)のコンセプトに沿ったものです。
今回の会議は、日欧間の国際協力の足がかりをつくるのはもちろんのこと、日本、ヨーロッパ、ひいては世界においても一連のソリューションサービスをビジネスモデルへと導く機会になることは間違いないでしょう。またこうした事例は、スマートリビングベンダーはもとより、中小企業や信頼のおけるAI研究開発センター、産業界、地域コミュニティ、介護関係者に至るバリューチェーン全体の出現も促進されます。
言語:日本語・英語(日英同時通訳付き)
参加費:無料
プロジェクトに関する詳細(英語): eVITA ポッドキャスト / eVITA ニュースレター
*詳細および参加申込は、上記グレーのボックス内「ウェブサイト」をクリックしてください。
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