コンファレンス「デジタル時代におけるシチズン・サイエンス- 市民社会と協働した人文・社会科学研究の可能性 –」

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デジタル技術の進展により、市民社会に新たな機会やチャンスが生まれています。市民科学の広がりはその一例です。市民が研究活動に参画することで、市民の科学に対する意識が深まるとともに、研究活動の可能性が広がります。しかしながら、自然科学分野に比べ、人文・社会科学分野における市民科学の実例は少なく、積極的に活用されているとは言えません。自然科学とは異なる困難な課題があると思われます。

イベント情報

2019年9月26日, 10:00 から 16:00まで

ドイツ文化会館1階 東京都港区赤坂7-5-56
主催者: ドイツ日本研究所(DIJ)、NIRA総合研究開発機構 (NIRA)、DWIH 東京

当コンファレンスでは、人文・社会科学分野における市民科学の可能性と課題に焦点を当て、その意義や影響、政策的な示唆について、国内外の第一線の専門家を招聘し、議論を行います。人文・社会科学研究と市民社会の接点をどのように形成していくのか、市民科学が市民社会と人文・社会科学研究にもたらすメリットや、新たな課題、影響はどのようなものか、また、責任ある協働研究は、どのような方法で進められるべきか。これらの点について率直に議論を交わします。

言語:日本語・英語(同時通訳あり)
参加費:無料
お申込み: dijtokyo@dijtokyo.org (締め切り9月19日(木))

プログラム

09:30 受付開始
10:00 開会挨拶
Dorothea Mahnke (ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京 ディレクター)
10:15 趣旨説明
神田 玲子 (NIRA総合研究開発機構 理事、研究調査部長)
10:30 基調講演1: Same but Different – Citizen Science in the Social Sciences and Humanities
Martina Franzen (Institute for Advanced Studies in the Humanities ポストドクトラル リサーチ フェロー)
Q&A
11:15 基調講演2 : Data-driven Society and the Citizen Science
喜連川 優 (大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 所長)
Q&A
12:00 ランチ休憩
13:15 パネルディスカッション
パネリスト

  • Martina Franzen (Institute for Advanced Studies in the Humanitiesポストドクトラル リサーチ フェロー )
  • 林 和弘 (科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター 上席研究官)
  • 米本 昌平 (東京大学 客員教授)
  • 渡辺 努 (東京大学大学院経済学研究科 教授)
  • モデレーター: 柳川 範之 (NIRA総合研究開発機構 理事/東京大学大学院経済学研究科 教授)
14:45 閉会挨拶
Franz Waldenberger (ドイツ日本研究所 所長)
15:00 ネットワーキング
16:00 閉会

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