生成AI:民主化、透明性、持続可能性への道筋

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生成AIの飛躍的な進歩に特徴付けられるこの時代において、その意味を理解することは不可欠です。生成AIの変革的な能力は、クリエイティブなコンテンツの生成から自動化、最適化まで、無限の可能性をもたらします。しかし、その裏には倫理的な課題や社会的な影響が伴うため、慎重な検討が求められます。生成AIについての議論は単なるテクノロジーに関する会話ではなく、責任を持って未来を形成していくための重要な対話なのです。

2024年独日仏AIカンファレンスの参加登録は8月に開始予定です。本イベントに関する最新情報を受け取りたい方は、DWIH東京ニュースレター・お知らせメールにご登録ください。

2024年独日仏AIカンファレンスでは、生成AIを民主的で透明性のある持続可能なものにする方法が議論されます。AI技術への包括的なアクセスを確保し、公開されたオープンソースモデルの作成を促進するには?AIのアルゴリズムの透明性を高めるには?環境に優しく公平なテクノロジーを創造するために、生成AIの環境フットプリントを削減して社会的公平性を高めるという、2つの課題をどのように乗り越えれば良いのでしょうか?

分野を問わずあらゆるバックグラウンド、キャリアステージの研究者にご参加いただけます。分野の垣根を越えたディスカッションに参加し、今後の共同研究のプロジェクトをスタートさせてみませんか。

プログラム

※本イベントの一部は英語で開催されます

11月11日(月)
18:30-20:30  講演者・主催者対象懇親会(ドイツ大使館)

11月12日(火)
10:00-10:30  開会挨拶
10:30-12:00  基調講演「生成AIの民主化」
12:00-13:00  昼食
13:00-14:30  基調講演「生成AIの透明性」
14:30-15:00  コーヒーブレイク
15:00-16:30  パラレルワークショップ
        インダストリー4.0/スマートマニュファクチャリングと生成AI
        生成AIと研究の未来
        AIの具現化とヒューマンロボットインタラクション
16:30-17:00  コーヒーブレイク
17:00-18:00  ポスタープレゼンテーション
18:00-20:00  懇親会

11月13日(水)
10:00-11:30  基調講演「持続可能な生成AI」
11:30-12:30  今後の研究協力を見据えたラウンドテーブルディスカッション
12:30-13:30  昼食
13:30-14:30  総括―各ラウンドテーブルディスカッションのまとめ

関連情報

本AIカンファレンスは2018年、2020年、2022年の3度に渡り開催された、ドイツ・日本・フランス3カ国によるAIシンポジウムのフォローアップイベントとして開催されます。過去のシンポジウムでは200人以上の講演者と1000人以上の参加者が集まり、様々なAI分野における3か国の協力のきっかけとなりました。

第1回人工知能に関する日独仏合同シンポジウム:www.dwih-tokyo.org/ja/activities/ja-event-reports/ja-1st-japanese-german-french-dwih-symposium-on-artificial-intelligence/
第2回仏独日AIシンポジウム:www.dwih-tokyo.org/ja/2020/11/30/ai2/
第3回日独仏AIシンポジウム:www.dwih-tokyo.org/ja/event/ai3/

 

イベント情報

2024年 11月 12日から 11月 13日

赤坂インターシティコンファレンス
主催者: DWIH東京、在日フランス大使館、人工知能研究開発ネットワーク / 後援:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、日本学術振興会

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