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東と西をつなぐ ― ショートインタビュー
辻晶氏
シリーズ「東と西をつなぐ – ショートインタビュー」では、日独の研究協力に携わる方々を紹介するとともに、協力が成功する方法や分野について伺います。 今回は、東京大学 国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構の主任研究者で、発達心理学および乳幼児の言語習得を専門に研究されている辻晶氏をお迎えし、日本とドイツ両国で活動された経験、そして研究者に積極的な交流を求める熱意あふれるご意見を伺いました。
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在独ジャーナリスト 熊⾕徹⽒から見たドイツの研究開発
日独で進むバイオダイバーシティ(生物多様性)保全のための努力
2021年8月25日 【文:熊谷 徹】 ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は数えきれない程の研究プロジェクトを進めているが、その中で私が「環境保護を重視するドイツらしい」と感じるのが、バイオダイバーシティ(生物多様性)の保全を目指すプロジェクトだ。BMBFは、「全世界で約100万種類の動植物が絶滅の危機にさらされている。生物多様性の減少は、科学界、経済界、政界が直面する大きな試練の一つだ」と指摘する。
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東と西をつなぐ ― ショートインタビュー
ザビーネ・ガンター-リヒター氏
シリーズ「東と西をつなぐ ― ショートインタビュー」では、日独の研究協力に携わる方々を紹介するとともに、協力が成功する方法や分野について伺います。 今回は、コンサルタント会社リョーグループ・インターナショナル共同創設者のザビーネ・ガンター-リヒター氏をお迎えしました。同氏は、中小企業のデジタル化促進を目的とし、日本とドイツの産官学間のネットワーキングの支援を行っています。
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ニュース:BMBF
次世代技術6Gの研究ハブ4拠点がドイツに誕生
カルリチェク大臣「6Gで世界一を目指す」 ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は、第6世代移動通信規格(6G)の研究を担う国内4ヵ所のハブを選出しました。各ハブでの研究は2021年8月に始動し、それぞれの調整機関としてドイツ人工知能研究センター(Open6GHub)、フラウンホーファー通信研究所、ハインリッヒ・ヘルツ研究所 (HHI)(6G-RIC)、アーヘン工科大学(6GEM)およびドレスデン工科大学、ミュンヘン工科大学(6G-Life)が名を連ねています。4つのハブは計約50の産学パートナーの参画のもと、BMBFが提唱するドイツ6G研究イニシアティブの基礎を築くことになります。
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在独ジャーナリスト 熊⾕徹⽒から見たドイツの研究開発
ドイツ政府が量子コンピューター技術の開発と実用化に尽力
2021年7月15日 【文:熊谷 徹】 2021年6月15日、あるニュースがドイツだけでなく欧州の科学界や産業界の注目を集めた。シュトゥットガルト近郊のエーニンゲンのフラウンホーファー研究所に、欧州で初めて、商業目的にも利用できる量子コンピューターが設置されたのだ。IBMの「Qシステム・ワン」と呼ばれるこの量子コンピューターは、科学者だけではなく産業界に対しても公開され、研究や実験に使うことができる。
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在独ジャーナリスト 熊⾕徹⽒から見たドイツの研究開発
コロナワクチン開発でドイツのイノベーション力を世界に示したビオンテック
2021年7月1日 【文:熊谷 徹】 ビオンテックは、ドイツのスタートアップ企業の中で最も成功した例の一つとして、歴史に残るだろう。同社は世界で初めて新型コロナウイルス・ワクチンの承認を受け、何百万人もの人々の命を救っている。ビオンテックは、大学での長年の医学研究が人類にとって重要な製品を生むベンチャー企業として結実した例であり、技術革新力を成長の源泉とする、ビオンテックは、ドイツの中規模企業(ミッテルシュタント)の鑑である。
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概要:ドイツ連邦共和国大使館
量子技術 ― 日本における研究状況
駐日ドイツ連邦共和国大使館は、日本における量子技術に関する概要を発表しました。