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在独ジャーナリスト 熊⾕徹⽒から見たドイツの研究開発
コロナワクチン開発でドイツのイノベーション力を世界に示したビオンテック
2021年7月1日 【文:熊谷 徹】 ビオンテックは、ドイツのスタートアップ企業の中で最も成功した例の一つとして、歴史に残るだろう。同社は世界で初めて新型コロナウイルス・ワクチンの承認を受け、何百万人もの人々の命を救っている。ビオンテックは、大学での長年の医学研究が人類にとって重要な製品を生むベンチャー企業として結実した例であり、技術革新力を成長の源泉とする、ビオンテックは、ドイツの中規模企業(ミッテルシュタント)の鑑である。
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公募:参加者募集中
Entrepreneurship Explorer Ruhr
【締切:2021/08/01】オンラインで開催されるEntrepreneurship Explorer Ruhr 2021では、国際的で起業家精神旺盛なサイバーセキュリティー分野の若手研究者の参加を募集しています。本イベントでは、自らの革新的なビジネスアイデアを実現する機会が提供されるとともに、サイバーセキュリティー分野で最も活発なスタートアップコミュニティの一つである地域について知ることができます。
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公募:BMBF / JST
令和3年度 水素技術に関する日独国際産学連携共同研究支援
【締切:2021/09/10】 ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は科学技術振興機構(JST)と共同で、水素技術分野における日独間の国際共同研究を支援します。本公募は日独の産学4者で研究チームを組む「2+2」プロジェクトとして実施されます。具体的には、ドイツ企業(特に中小)と日本企業が各1社以上、ドイツの研究機関と日本の研究機関が各1機関以上、参加する形式のプロジェクトです。
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在独ジャーナリスト 熊⾕徹⽒から見たドイツの研究開発
「インダストリー4.0に無関心」という企業がゼロ%に― コロナ・パンデミックが加速するドイツ工業界のデジタル化
2021年6月22日 【文:熊谷 徹】 2021年4月7日にドイツIT通信ニューメディア産業連合会(Bitkom)が公表した調査結果は、欧州の学界・経済界で大きな注目を集めた。この調査結果は、2020年春以降世界を襲っているコロナ・パンデミックがドイツの工業界のデジタル化を加速したことをはっきり示したからだ。
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概要:ドイツ連邦共和国大使館
量子技術 ― 日本における研究状況
駐日ドイツ連邦共和国大使館は、日本における量子技術に関する概要を発表しました。
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東と西をつなぐ ― ショートインタビュー
佐々木哲也氏 / ミヒャエル・ヘヒテル氏
シリーズ「東と西をつなぐ ― ショートインタビュー」では、日独の研究協力に携わる方々を紹介するとともに、協力が成功する方法や分野について伺います。 今回は、さいたま市産業創造財団の佐々木哲也事務局次長と、フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルク ファクトリーオートメーション&プロダクションシステム研究所で研究助手を務めるミヒャエル・ヘヒテル氏をお迎えしました。
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レポート:バーチャルシンポジウム
危機への対応- 新型コロナウイルスパンデミックがもたらす心理社会的影響
コロナ危機は、日本でもドイツでも多くの面で社会に打撃を与えています。健康被害に加えて、失業、貧困の拡大、うつ病、孤独、さらには家庭内での対立といった重大な社会的・心理的影響ももたらしました。