2024年度 ASPIRE 日独共同公募
【締切:2024/06/26 17:00】国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、2024年度の先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)における日独共同研究提案の募集を行います。
概要
相手国:ドイツ
研究分野:量子技術
募集テーマ:Research related to quantum computing and quantum technology in general, including quantum materials with innovative functionality, which contributes to the realization of a productivity revolution.
(生産性革命の実現や国及び国民の安全・安心の確保に貢献する量子コンピュータや量子技術に係る研究や革新的な機能を有する量子物質の研究)
本公募は、超高速・超並列の情報処理を実現する量子技術の研究、量子通信、既存技術を凌駕する精度での量子計測、量子センサーや、今までにない性能を持つ材料等の量子技術の研究等に焦点を当て、日本とドイツによるトップレベルかつ国際競争力ある共同研究の実施と、優秀な若手研究者等の研究交流を支援します。日本側およびドイツ側それぞれの研究チームがコンソーシアムを組み、国際共同研究体制を設定して研究開発を行うとともに、量子分野における国際ネットワークを将来にわたりリードする日独の持続的なパートナーシップ構築を目指すものです。本公募は、JSTとドイツ研究振興協会(DFG)によるマッチング・ファンドで行われ、採択した課題においてJSTは日本側研究者、DFGはドイツ側研究者をそれぞれ支援します。
支援規模
支援額:
1課題あたり最大3億8,000万円(直接経費の30%にあたる間接経費を含む場合、最大5億円)
支援期間:
2024年度~2029年度末
採択予定数:
2件程度
応募資格
日本側研究者の要件
日本国内の研究機関に所属し、その機関で研究を実施している研究者、およびその研究者により構成された研究チームが、本公募に応募することができます。
2024年度ASPIRE公募内(JSTが実施する単独公募、共同公募及びAMEDが実施する公募)での研究代表者としての重複応募はできません。
2023年度ASPIRE公募で採択された課題の研究代表者による応募は可能ですが、2024年度ASPIRE公募で採択された場合、2023年度ASPIRE公募における支援は終了となります。
ドイツ側研究者の要件
DFGの規程に基づきます。詳細は公募要領およびDFGのウェブサイトを確認してください。
共同研究体制の要件
日本およびドイツそれぞれの大学や研究機関等から1機関以上がコンソーシアムを組み、2機関以上の共同研究体制で応募してください。
詳細:https://www.jst.go.jp/aspire/program/announce/announce_aspire2024_de.html
DWIH東京のニュースレターでは日独の研究・イノベーション関連の最新ニュース、公募、イベントなど様々な情報を提供しています。ニュースレター登録はこちら