人間中心のAI:第2回仏独日シンポジウム
2020年11月16~20日、ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)と在日フランス大使館は、人工知能研究開発ネットワーク(AI Japan R&D Network)と共同で「人間中心のAI:第2回仏独日シンポジウム」を実施しました。完全オンラインで開催された本シンポジウムでは、参加者や講演者は自身のアバターを用いて、会議場や分科会会場だけでなくバーチャルのビーチでもネットワーキングを楽しみました。
本シンポジウムは3カ国からの講演者100名、視聴登録者数1000名以上の参加となり、ソーシャルメディアでのインプレッション数は400万を超えました。最終日には「AI Collaboration Aimed at Tackling Planetary-scale Problems in the Anthropocene」と題した共同声明が発表されました。
5日間にわたって、3か国の高官による各国のAI戦略の紹介や、「人間中心のAI(Human-centric AI)」の具体的な意味合いについて議論したパネルディスカッションなど、AIに関する様々なトピックが扱われました。さらにプレナリーセッションでは、「Trustworthy AI」、「AI & Covid-19」、「Geopolitics of AI」などのトピックが取り上げられたほか、将来性が見込まれるAIスタートアップ企業が参加したピッチも行われました。シンポジウムではキックオフイベントも開催され、ANR(フランス国立研究機構)、DFG(ドイツ研究振興協会)、JST(科学技術振興機構)の3つの機関が共同出資する9つの仏独日研究プロジェクトが発表されました。ライブストリーミング(Day1 – Day5)の動画はこちらからご覧下さい。
また参加者は、環境トピック(AI & Agriculture、AI & Risk Prevention、Frugal AI)、社会トピック(AI & Democracy、AI & Law、AI & Education)、技術トピック(AI & Health Care、HPC、Human-Machine Interaction)の9つのパラレルセッションのうち3つを選択して参加することができました。
本シンポジウムは、2018年にDWIH東京主催、フランス大使館共催で行われた「第1回人工知能に関する日独仏合同シンポジウム」のフォローアップとして開催されました。
ライブストリーミング(Day1 - Day5)
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ご挨拶:イナ・レーペル駐日ドイツ連邦共和国大使
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ご挨拶:ジョイブラート・ムカジーDAAD会長
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