持続可能なマテリアルで描く日独の未来型サーキュラーエコノミー

地球規模の気候変動やエネルギー危機が進行し、天然資源が急速に枯渇する中、経済や社会を持続可能な未来へと導くことは、世界中の政府、企業、そしてあらゆるコミュニティにとって最も重要かつ緊急の課題となっています。

社会の未来と経済の成功は、持続可能なマテリアルを活用し、高いリサイクル能力を伴う循環型経済へと成功裡に移行することにかかっています。 先端素材・新素材は、これらを達成するために重要な役割を担っており、革新的で持続可能なマテリアルの開発に焦点を当てた多くの取り組みが進んでいます。

ドイツと日本は、気候変動に配慮し、資源の削減と再利用を可能にするための持続可能なマテリアルの開発で先導役を担っており、また、これが経済的競争力の維持につながっています。

デュッセルドルフを州都とするノルトライン・ヴェストファーレン（NRW）州は、ドイツにおいて化学・素材分野が高度に発展した重要な産業・ビジネス地域であり、また、デュッセルドルフはドイツにおける日本企業のビジネス中心地でもあります。

来る9月14日の日独ビジネスセミナーでは「持続可能なマテリアル」をテーマに、同分野に携わる日独両国のリーディング企業やクラスターの専門家等が、循環型経済実現のための持続可能なマテリアル活用の展望と最新のソリューションを紹介します。

なお、同セミナーでは、デュッセルドルフ市長シュテファン・ケラー氏からデュッセルドルフ地域における日本企業と投資家のビジネス機会について、加えてNRW.Global Business（NRW州貿易投資振興公社）CEOフェリックス・ノイガート氏から、国際ビジネスハブとしてのドイツ NRW州の優位性について紹介されます。