エネルギーと資源効率
地球温暖化の危機が進行する今、この影響を世界中の誰もが日常生活で目の当たりにしています。科学、政治、産業、そして市民が一体となって、地球温暖化のスピードを遅らせ、減少させるよう取り組まなければなりません。これには唯一の答えや解決策があるわけではなく、まだ多くの疑問が未回答のまま残っています。産業界は持続可能な利益を追求しつつも、意識的な行動変容に如何に貢献すべきでしょうか? また同危機に対する最新の学術評価は如何なるものなのか?日本やドイツを始めとする工業先進国は、どのようにして二酸化炭素の排出量を着実に削減できるのでしょうか?
イベント情報
本イベントでは地球温暖化対策の実例が紹介され、その手法が議論されます。ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州と日本で導入され、実績をあげているエコプロフィット手法を用いたケーススタディの諸例についても述べられます。
<プログラム>
16:00 – 16:15 オープニング&挨拶
NRW.Global Business Japan / 株式会社NRWジャパン 代表取締役社長 ゲオルグ・ロエル
16:15 – 16:40 資源効率は如何に脱炭素化に貢献出来るか? 〜ドイツの展望
日独エネルギー転換評議会(GJETC) 共同会長 Prof. Dr. ペーター・ ヘニッケ
16:40 – 17:05 ドイツNRW州でのエコプロフィットの成功事例
B.A.U.M. コンサルト社 シニアコンサルタント フィリップ・ミハイロビッチ(Dipl.-Ing.)
17:05 – 17:20 エコプロフィット – NRW州南ヴェストファーレンでの経済的成功に必須な要素
メンデン経済振興・都市開発公社(WSG)CEO ティム・ベーレント
17:20 – 17:30 日本のセミコンダクタ企業がドイツで如何にエコプロフィットを推進したか?
ローム・セミコンダクタ社 物流オペレーション・総務マネージャー ローランド・ブローソッグ
17:30 – 17:50 持続可能な社会を実現するための日本版ECOPROFITの実践 ~いわき市での事例を通して
三重大学大学院工学研究科建築学専攻 准教授 / 東京大学先端科学技術研究センター 客員研究員 近藤 早映
17:50 – 18:00 日本におけるECOPROFITの普及が脱炭素社会を実現する ~ドイツの成功を日本でも
B.A.U.M. Consult Japan株式会社 副社長 / 東京大学先端科学技術センター協力研究員 河北 浩一郎
18:00 – 18:30 パネルディスカッション
ドイツのエコプロフィット成功は日本でも可能か?
本イベントは日英同時通訳付きで、参加費は無料です。参加登録締め切りは2021年4月19日(月)日本時間24:00です。